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コーニング、ガラス基盤の生産予測を上方修正


ニュース 電子 作成日:2009年6月2日_記事番号:T00015680

コーニング、ガラス基盤の生産予測を上方修正

 
 液晶パネル用ガラス基板大手の米コーニングは1日までに、液晶パネルの末端需要が旺盛なことから、第2四半期のガラス基板の生産量(自社生産分)が前四半期比75%以上増加するとの見通しを明らかにした。同社は当初、同50%増を予測していたが、数値を上方修正した。2日付工商時報が伝えた。

 同社のウィークス最高経営責任者(CEO)は「液晶ディスプレイのサプライチェーンは完全に回復し、ガラスの需給がひっ迫している」と説明した。同社は需給バランスの不均衡が第3四半期末まで続くと予測した。ただ、遊休設備の再稼働については慎重な姿勢を示した。

 ウィークスCEOは「韓国以外の液晶パネルメーカーで稼働率が上昇しており、(ガラス基板の)在庫不足を補う必要が生じている」と分析した。

 コーニングはまた、米韓合弁のサムスン・コーニング精密ガラスも第2四半期に同40%以上の生産増を見込んでいることを明らかにした。当初予測は25%増だった。