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作成日：2009年6月2日_記事番号：T00015684
中国の神舟電脳、台湾Ｒ＆Ｄセンター設立を検討
中国のパソコン大手ブランド、神舟電脳の陳敏副総裁は、台湾で研究開発（Ｒ＆Ｄ）センターを設立する計画を明らかにした。同社は現在、中国商務部傘下の海峡両岸経貿交流協会（海貿会）李水林会長を代表に31日に訪台した「両岸経貿促進考察および調達団」の一員として、調達・商談会に参加している。２日付蘋果日報が報じた。
台湾でのＲ＆Ｄセンター設立時期など詳細について陳副総裁は明らかにしなかったが、同社では１年以上前から幹部を台湾に派遣して計画を進めており、近いうちに詳細が確定するとの見通しを示した。また陳副総裁は「当社は今年から自社Ｒ＆Ｄを強化しており、これが同分野を強みとする台湾メーカーとの提携を積極的に目指す理由だ」と語った。
同社の昨年のＰＣ、ノートＰＣ、モニターの販売台数は100万台以上。同年の売上高は38億人民元で、今年は60億人民元（約850億円）を見込む。
