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作成日：2009年6月2日_記事番号：T00015686
ライトン、ノキア・ネットブック向け受注獲得か
ノートパソコン分野での展開を強化する光電関連製品大手の光宝科技（ライトン・テクノロジー）が、携帯電話世界最大手のノキアから初めて発売される低価格ノートパソコン（ネットブック）向けにバッテリー、内蔵カメラ用レンズ、ＬＥＤ（発光ダイオード）バックライトを受注したとの観測が出ている。２日付工商時報が報じた。
ノートＰＣ部品を中核事業とするライトンは現在、ＬＥＤ、バッテリー、フレーム、キーボード、カメラ用レンズなどを生産している。滕光中同社執行長（ＣＥＯ）は、「経営の方向性は、ノートＰＣ部品の出荷量を最大化し、経済規模を拡大することで成長を目指すというものだ」と語った。
同社のノートＰＣ用部品の市場シェアは、バッテリーが６月中に45％を超える見通しで、ＬＥＤバックライトは既に25～30％に拡大している。またキーボードは、今年末までに単月の出荷台数を60万台まで増やし、来年第２四半期には同100万台を突破し、シェア10％獲得を目指している。
証券会社は、「今年ライトンの利益は昨年の水準を軽々と超える」と予想している。
