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中国パネル調達団、「供給可能分すべて買う」


ニュース 電子 作成日:2009年6月2日_記事番号:T00015687

中国パネル調達団、「供給可能分すべて買う」

 
 中国のテレビメーカー8社から成る「液晶パネル調達団」を率いて訪台した中国電子視像行業協会(CVIA)の白為民秘書長は1日、中国が年初に表明した台湾からの22億米ドル分のパネル調達計画に言及し、「中国の需要は大きく、調達額は計画を上回る」と語った。さらにメディアから「大陸(中国)は、台湾が供給可能な分量をすべて調達するつもりか」と聞かれ、「おおかたその通りだ」と答えた。2日付経済日報などが報じた。
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 また「液晶パネル調達団」の1社で、カラーテレビ中国最大手、TCLの賀成明副総裁は、今年、友達光電(AUO)、奇美電子(CMO)など台湾からテレビ用パネルを中心に7億米ドル分の調達を行う計画を明らかにした。

 また、31日に訪台した「両岸経貿促進考察および調達団」を率いる海峡両岸経貿交流協会(海貿会)李水林会長は1日、「台湾から調達できるものは台湾から調達する。金額に上限はない」と意欲を示した。同調達団では、四川長虹が今回の訪台でパネルや電子部品を10億米ドル以上調達する可能性があるとしているほか、神舟電脳も今年、液晶パネルやバッテリー、半導体チップなどのパソコン部品を中心に、主に台湾から4億米ドル以上の調達を予定している。