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作成日：2009年6月3日_記事番号：T00015700
大台北でタクシー値下げが激化、最大手が３割引
大台北地区（台北県市、基隆市）のタクシー業界では、不況下で利用客を確保するため、値下げ競争が激化している。保有する車両数が地区最大の台湾大車隊は10日から、電話予約した場合または会員を対象に、100台湾元（約295円）を超えた部分の運賃に対し３割引を適用するサービスを実施する。３日付自由時報が報じた。
台湾大車隊は大台北地区で初めて割引サービスを導入し、これまで「日中は100元利用で10元引き、夜間は100元利用で20元引」を実施してきたが、保有車両数２位の大都会衛星が、同様の３割引サービス（無料会員が電話で呼んだ場合に限る）を実施したことを受け、対抗措置として今回の３割引サービス導入を決めた。
このほか、エリア指定での割引サービスも見受けられ、蓮花大車隊は、台北市から台北県まで乗車した場合、運賃が150元以上なら３割引、藍天使計程車無線電台は台北市万華区までが200元以上で３割引としている。
