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南山人寿売却、3陣営が価格提示


ニュース 金融 作成日:2009年6月3日_記事番号:T00015705

南山人寿売却、3陣営が価格提示

 
 米保険大手AIGが台湾子会社の南山人寿保険の売却を目指していることに関連し、買収に名乗りを上げている富邦人寿保険、中国人寿保険、プライベートファンドの3陣営が価格提示を行ったことが2日までに分かった。3日付経済日報が伝えた。

 消息筋によると、富邦人寿、中国人寿の提示価格はAIGの希望価格と開きが大きいため、AIGはプライベートファンドへの売却に傾いているという。AIG副会長が来週にもアジアを訪問し、プライベートファンド側と具体的な協議を行う見通しだ。

 AIG側の希望価格は当初20億~25億米ドルで、台湾保険業界は高過ぎるして興味を示さなかった。このため、希望価格は18億~20億米ドルに引き下げられたもようだ。

 これについて、南山人寿はコメントを避けている。