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中国華西村、台湾観光業への投資に意欲


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年6月3日_記事番号:T00015707

中国華西村、台湾観光業への投資に意欲

 
 中国一豊かな村として脚光を浴びている江蘇省江陰県華西村の企業幹部ら155人が2日、観光と市場視察を目的に訪台し、ホテルや旅行会社など台湾の観光産業に対する投資に意欲を示した。初期段階の予算は5億人民元(約70億円)だという。3日付工商時報が報じた。
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村と同名の華西街を視察する華西村の女性。台湾フルーツのジュースが気に入ったようだ(2日=中央社)
 
 華西村は、1999年に華西村集団として中国で初めて村の名義での深圳A株市場上場を果たし、2008年には連結売上高が500億人民元に達した。華西村共産党委員会の呉協恩書記は、「両岸(中台)の交流が日増しに活発になり、投資に適した環境が形成されつつある中、台湾当局の早期開放を期待する」と語った。7月にはさらに4団体、計1,500人の華西村民が訪台する予定だ。

 一行が2日に訪れた台北市華西街の余柏松・華西街商圏区協会理事長は、周辺に再開発の申請基準を満たした敷地があることを挙げ、ホテルを誘致できれば一帯の活性化につながるとの見方を示した。