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華人系製薬2社、台湾へ新薬技術移転


ニュース その他製造 作成日:2009年6月3日_記事番号:T00015711

華人系製薬2社、台湾へ新薬技術移転

 
 台湾政府のバイオ産業振興策を好感し、華人系の製薬メーカー2社が相次いで台湾への新薬技術移転を表明した。

 3日付工商時報によると、米サンファーム(華陽生命科学)は肺腺がん治療用の植物薬製造技術を持ち込み、台湾の製薬会社と提携し、5年後の発売を目指す。同社は肺腺がん治療薬の副作用を抑える植物処方の「華陽複方」の開発を進めている。同社は既に台湾子会社のサンファーム・アジアを設立しており、来年にも工場建設を計画している。

 一方、同様に華人系の米メディノックスも関節炎治療用の新薬「LT-NS001」の臨床試験に成功し、台湾の製薬メーカーへの技術移転を進めていく意向を明らかにした。2012年にも発売し、毎年30億米ドル以上の売り上げを目指す。