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幸福水泥、ベトナムで生産能力首位へ【表】


ニュース その他製造 作成日:2009年6月3日_記事番号:T00015712

幸福水泥、ベトナムで生産能力首位へ【表】

 
 セメント大手、幸福水泥の陳両伝董事長は2日、ベトナムの生産拠点として北部ハイズオン省に設立したフックソン・セメントに加え、先ごろ同国2カ所目となる生産拠点をニンビン省に取得したことを明らかにした。生産拠点の拡大で、同社のベトナムにおける年産能力は800万トンに達し、同国市場で首位に立つ見込みだ。3日付経済日報が伝えた。
 
 今回取得したニンビン省の工場は、以前はベトナム国営のセメント工場だったもので、業績不良のため売却された。同工場の年産能力は20万トンだが、フックソン・セメントより広大な敷地を活用して生産ライン2本を擁する新工場に再建し、年産能力を400万トンまで引き上げる計画だ。
 
 なおフックソン・セメントは、幸福水泥傘下で愛知県碧南市を本拠地とする幸福セメントが90%を、ベトナム政府が10%を出資して設立され、2005年5月から年産220万トン規模で操業を開始した。同社では早ければ今年8月末にも1億6,000万米ドルを投じて設置した2本目の生産ラインが稼動し、年産能力は約400万トンとなる見込みだ。
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