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和泰汽車、通年販売目標を上方修正か


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年6月3日_記事番号:T00015717

和泰汽車、通年販売目標を上方修正か

 
 トヨタ自動車の台湾総代理、和泰汽車は、改正貨物税法による減税効果や、株式市場の好調ぶりを受け、通年の販売目標について8万500台から8万2,800万台へ上方修正することを内部で検討しているもようだ。トヨタの高級車ブランド「レクサス」は、ハイブリッドモデルの売り上げが好調なことから、通年目標を4,700~4,800台から5,500台に引き上げるとみられる。事実ならば域内の自動車販売業者としては、初の目標上方修正となる。3日付工商時報が伝えた。

 同社が先月発表したレクサスのクロスオーバーSUVハイブリッドバージョン「RX450h」は、1カ月で受注が320台に達した。ハイブリッドカーに対する貨物税(物品税)率の5割引き下げも同モデルの売り上げに貢献しているもようだ。

 またスポーツセダン「IS250」の2ドアコンパーチブルモデル「IS250C」を、今年の販売目標を120台として228万~248万台湾元(約670万~730万円)で2日に発売した。2ドアの高級輸入スポーツセダンの年間需要1,000台に対し、今年はシェア12%、来年はシェア20~25%を狙い、「BMW3シリーズ」に対抗する構えだ。