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外国人配偶者の新生児、10%割り込む


ニュース 社会 作成日:2009年6月4日_記事番号:T00015731

外国人配偶者の新生児、10%割り込む

 
 内政部は3日、昨年の台湾の新生児計19万6,000人のうち、外国人配偶者から生まれた子供の割合が9.6%(1万9,000人)となり、2001年以来7年ぶりに10%を割り込んだことを明らかにした。ここ数年は12%~14%で推移していた。一時は新生児の7人に2人が外国人配偶者の子供「新台湾の子」といわれていたが、この現象もピークを過ぎたようだ。3日付工商時報が伝えた。

 内政部は、外国人配偶者による出生数が減少した原因として、ベトナムや中国などの地域と台湾との所得格差が縮小し、現地の女性に台湾人男性と結婚する意欲が薄れてきたこと、また、最近の経済不況で子供を産もうという家庭が減少していることを挙げた。

 また、今後もこれらの要因から、台湾人と外国人配偶者の結婚件数、および新生児出生数は引き続き下落するとみている。