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住宅景気指数、4カ月連続で上昇【図】


ニュース 建設 作成日:2009年6月4日_記事番号:T00015739

住宅景気指数、4カ月連続で上昇【図】

 
 不動産専門誌「住展雑誌」が3日発表した5月の住宅景気指数は、前月比3ポイント上昇の41ポイントで、1月から4カ月連続で上昇となった。景気信号は3カ月連続で安定と後退の中間を示す「黄青」となった。4日付蘋果日報が伝えた。

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 住宅景気指数を示す6項目のうち、最も改善したのは広告量で、5月新聞各紙に掲載された不動産広告は2万4,000件(全面広告1,200件)で、前月比20%増となった。遠雄集団(ファーグローリー)が8,000万台湾元(約2億3,500万円)をかけて行った大規模広告が広告量の増加に特に貢献した。

 広告会社の海悦広告によると、広告の増加によって、人気が下火となっていた高級住宅市場、および初めて不動産を購入する消費者層で購買意欲が高まり、最近は住み替え需要も強まってきている。台北市内湖区の住み替え向けの建て売り住宅では、1週間の成約件数が前年比で5倍となったという。

 住展雑誌の統計では、5月15日より6月15日までの1カ月間に発売される不動産の合計価格は655億元に上り、このうち3分の1は高級住宅だという。