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作成日：2009年6月4日_記事番号：T00015743
中美晶のサファイア基板、需要が急拡大
発光ダイオード（ＬＥＤ）市場の発展に伴い、太陽電池用シリコンウエハーの中美矽晶電子（シノアメリカン・シリコン・プロダクツ）が生産するＬＥＤ用サファイア基板への需要が高まっている。４日付工商時報が伝えた。
同社の盧明光董事長は「現在の生産能力は月３万枚だが、第３四半期には６万枚前後に引き上げが可能だ」と述べた。月間売上高も4,500万～5,000万台湾元（約１億3,200万～１億4,700万円）に達し、年間売上高も前年比２倍に達する見込みだ。来年以降はさらに月10万枚まで増産する計画だ。
一方、同社は３日の定時株主総会で、最大3,500万元の範囲内で現金増資または海外預託証券（ＧＤＲ）発行などにより資金調達を行うことを決議した。
