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作成日：2009年6月4日_記事番号：T00015744
台塩の中国販売拠点、３年で１千カ所目標
食塩や基礎化粧品などを生産・販売する台塩実業の洪璽曜董事長は３日、９月から中国江蘇省の18地級行政区に１カ所ずつ販売拠点を設置し、３年以内に中国全土1,000カ所にまで拡大する計画を明らかにした。４日付経済日報が伝えた。
洪董事長によると、台塩は新拠点の責任者として、起業を志望する台湾人夫婦などを７月から募集する。この方式で中国における販売網を広げていく方針だ。
また台塩、台湾糖業（台糖）、台湾肥料、台湾煙酒（ＴＴＬ）の政府系営企業４社が共同で中国に設立した商社が今月14日、湖北省武漢市に発送センターを開設することで中国商務部の認可を受けた。台塩は今後同センターを通じ中国全土に製品を出荷することになる。
なお台塩は、台湾内の拠点も年内に100カ所から200カ所まで増やす計画だ。
