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5月のバイク販売不調、ヤマハ・光陽が減産体制に【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年6月4日_記事番号:T00015746

5月のバイク販売不調、ヤマハ・光陽が減産体制に【表】

 
 交通部数拠所の統計によると、5月のバイク新車登録台数は前年同月比62.9%減の2万9,190台で、業界予測の4万台以上に遠く及ばなかった。低迷を受けて台湾ヤマハは今月から稼働日を減らし、光陽工業(KYMCO)も30~40%の減産体制に入っている。4日付工商時報が報じた。
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 5月のメーカー別新車登録台数は、▽KYMCO、前年同月比57.62%減の1万1,577台▽台湾ヤマハ、同64.48%減の9,024台▽三陽工業(SYM)、同65.78%減の6,831台──となった。KYMCOとSYMの2社は、1~5月の販売不振を受け、第2次石油ショックの影響を受けた1980年代以来初の赤字に陥っている。

 バイク各社は販売不調の要因について、排気量150cc以下のバイク購入に対する4,000台湾元(約1万2,000円)の貨物税(物品税)減免措置や販促キャンペーンの効果があまりなかったこと、および第5期排ガス基準の導入でバイク価格が従来に比べ6,000~8,000元上昇したため、消費者の購入意欲を削いでいることを挙げた。