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四川長虹電器、台湾からのパネル調達比率6割に


ニュース 電子 作成日:2009年6月4日_記事番号:T00015748

四川長虹電器、台湾からのパネル調達比率6割に


 中国のテレビメーカー9社から成る「液晶パネル調達団」のメンバーとして訪台した、カラーテレビ中国2位の四川長虹電器の徐明総経理は3日、今年の台湾メーカーからのパネル調達は、同社全体の6割を占める250万~300万枚となり、金額にして11億米ドルに達するとの見通しを示した。同調達団を率いる中国電子視像行業協会(CVIA)の白為民秘書長によると、9社の今年の調達見込み額44億米ドルのうち、長虹電器は4分の1を占めるという。4日付経済日報が伝えた。

 同社は、友達光電(AUO)と奇美電子(CMO)を中心に、中華映管(CPT)からも調達している。主力の32、37、42インチ液晶テレビ向けは台湾から重点的に購入しているという。

 昨年は韓国からの調達が65%を占めていたが、来年は世界の液晶テレビ市場規模が7割拡大すると予想され、台湾からのパネル調達をさらに増やすと表明した。

 このほか、液晶テレビ用チップを聯発科技(メディアテック)と晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)から調達することを明らかにした。