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力晶の5月売上高、前月比43%増【図】


ニュース 電子 作成日:2009年6月4日_記事番号:T00015756

力晶の5月売上高、前月比43%増【図】


 DRAM大手の力晶半導体(PSC)は、DRAM価格上昇と出荷量の伸びから、5月の売上高が15億600万台湾元(約44億円)と、前月比43%の大幅増収となった。4日付電子時報が報じた。 
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 力晶は、65ナノメートル製造プロセスの良品率の向上と、新製品DDR3が量産に入ったことから、従業員に対して実施している無給休暇の日数を月8日から4日に縮小した。下半期には、黒字転換も期待できそうだ。
           
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の南亜科技の5月売上高は、前月比9%増の28億9,100万元、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は同5%増の25億元だった。 

 南亜科は台湾業界で唯一自社ブランドのDRAMモジュール「Elixir」を有し、2~6日開催の台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)で同ブランドのゲーム市場向けDDR3モジュールを発表した。南亜科とイノテラはDDR3の下半期の需要の高まりを見込み、生産能力に占めるDDR3の割合を現在の20%から、年内に30%まで引き上げる予定だ。