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エイサーのアンドロイドPC、英ARMのCPUでも開発


ニュース 電子 作成日:2009年6月5日_記事番号:T00015780

エイサーのアンドロイドPC、英ARMのCPUでも開発

 
 宏碁(エイサー)の王振堂董事長は4日、このほど参入を表明した米グーグルのモバイルプラットフォーム「アンドロイド」搭載の低価格ノートパソコン(ネットブック)について、英ARM社の中央処理装置(CPU)を採用した機種の開発に着手していることを明らかにした。5日付経済日報が伝えた。

 エイサーが2日に披露したアンドロイド搭載ネットブックのデモンストレーション機は、CPUに米インテルの低消費電力プロセッサー、Atom(アトム)を採用しているが、携帯電話などに広く組み込まれているARM製品のほうがアンドロイドの特性をより生かせるといわれている。王董事長はクアルコムやテキサス・インスツルメンツ(TI)などのARMアーキテクチャを使用したネットブック向けチップを採用していく考えを示した。

 王董事長は、アンドロイド搭載ネットブックについて、起動時間が携帯電話端末と変わらない18秒という利便性を強みとし、通信キャリアやインターネットサービスプロバイダーと提携して端末の販売に取り組む考えも示した。また、アンドロイド搭載機種が今後2~3年で、ノートPCの主流となり得ると予測している。