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中国のパネル調達拡大、ドライバIC封止検査にも恩恵


ニュース 電子 作成日:2009年6月5日_記事番号:T00015782

中国のパネル調達拡大、ドライバIC封止検査にも恩恵

 
 液晶パネル用ドライバICパッケージング・テスティング(封止・検査)の頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)と飛信半導体(ISTインターナショナル・セミコンダクター)は現在、9~10月まで受注見通しが立っている状態だ。中国政府による農村への家電普及プロジェクト「家電下郷」効果に加え、中国のテレビメーカー9社から成る「液晶パネル調達団」の訪台による台湾調達拡大で恩恵を受けているもようだ。5日付電子時報が報じた。

 頎邦は、COF実装、COG実装いずれの生産ラインも5月下旬からフル稼働となっている。飛信もCOF実装で80~90%、COG実装が90%と稼働率が上昇している。

 頎邦の5月売上高は、前月比約15~17%増の4億4,000万~4億5,000万台湾元(約13億~13億3,000万円)、飛信は同30~40%増の3億3,000万~3億6,000万元が見込まれており、アナリストによると両社は第2四半期、前期比80~100%の大幅増収となる可能性もあるという。