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作成日：2009年6月8日_記事番号：T00015809
エイサー、５月は17％増収
宏碁（エイサー）が５日発表した５月の売上高は347億4,500万台湾元（約1,049億円）で、前月比で17.7％成長した。４月は前月比３割の減収となっていたため、再び成長軌道に戻した形だ。前年同月比では2.09％の小幅増。１～５月の累計売上高は6.76％増の1,593億元となった。６日付聯合報が報じた。
王振堂董事長によると、４月は新型省電力ＣＵＬＶプラットフォーム搭載のノートパソコンを発売したが、部品供給が不調で大幅減収に見舞われた。しかし、既に問題が改善されたため、５～６月の売上高は４月より成長し、第２四半期通期では前期比微増を予想しているという。
さらに、10月下旬には米マイクロソフトの次期基本ソフト（ＯＳ）ウィンドウズ７が発売されるほか、３Ｄ立体ディスプレイ機能を持つノートＰＣ製品の発売を早ければ年末に予定しており、下半期の売上高については上半期比で少なくとも30％～40％増を見込んでいる。
