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「山寨機」人気後退、TSMCに影響


ニュース 電子 作成日:2009年6月8日_記事番号:T00015815

「山寨機」人気後退、TSMCに影響

 
 中国では「山寨機」と呼ばれるノーブランド携帯電話端末の売れ行きが労働節(メーデー)連休以降30%減少しており、携帯電話向けチップを生産する聯発科技(メディアテック)や米クアルコムが台湾積体電路製造(TSMC)に対し、第3四半期のウエハー発注量を10%近く削減するとの情報が伝えられている。6日付工商時報が伝えた。

 山寨機の販売減は季節的要素のほか、中国で5月17日から第3世代(3G)携帯のサービスが始まり、携帯電話キャリア各社がブランドメーカーの3G携帯電話端末を売り込んでいることも買い控えの一因だ。

 ウエハー発注量の削減に関し メディアテック は直接の言及は避け、「市場の変化に応じ随時調整することはあり得る」と説明した。