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TMCへの出資、「5〜10社と協議」=尹経済部長


ニュース 電子 作成日:2009年6月8日_記事番号:T00015816

TMCへの出資、「5〜10社と協議」=尹経済部長

 
 域内DRAM産業の再生を目標に政府主導で設立される予定の台湾記憶体公司(TMC)の宣明智招集人と6日会談した尹啓銘経済部長は、「TMCとエルピーダメモリの提携に関して日本政府が資金援助を決めており、成功の可能性は高い」と語った。また、TMCへの出資に関しては既に5~10社と協議を行っていると明らかにした。7日付工商時報が報じた。

 尹経済部長は、TMCへの出資について協議中の企業は、IT(情報技術)産業が中心としている。これら企業による出資が実現すれば、TMCの資金規模は1,000億台湾元(約3,000億円)前後となるとの観測も出ている。

 ただ尹経済部長は、「重要なのは、資金の規模ではなく、核心技術を得られるかどうかだ」と強調した。また、TMCの経営モデルについては「宣招集人による最終確認を経て、近いうちに発表できる」と表明した。