英エコノミスト誌の調査機関、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット（ＥＩＵ）が８日発表した報告によると、世界の140都市のうち最も住みやすい都市はカナダのバンクーバーで、２位はオーストリアのウイーン、３位はオーストラリアのメルボルンとなった。アジアで最も上位だったのは13位の大阪で、香港（39位）、シンガポール（54位）、ソウル（58位）と続き、台北は62位だった。９日付工商時報が伝えた。
同調査は「住みやすさ」の基準として、治安、医療サービス、文化・環境、教育、インフラの５大項目（小項目は30項目）について100点満点で評価を行った。上位の多くはオーストラリアとカナダの都市が占め、西欧と北米では平均が90点を超えた。
中国の都市は、▽天津（72位）▽蘇州（74位）▽北京（76位）▽深圳（83位）▽上海（84位）▽大連（85位）▽広州（89位）▽青島（95位）――などとなった。
