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馬総統、政府調達協定に署名


ニュース その他分野 作成日:2009年6月9日_記事番号:T00015823

馬総統、政府調達協定に署名

 
 馬英九総統は8日、世界貿易機関(WTO)の政府調達協定(GPA)に署名した。GPAは締約国・地域が政府調達入札を行う際に外国企業にも内国民待遇を与える内容の国際協定で、これにより台湾もGPAに既に加盟している40カ国・地域の政府調達市場に平等な立場で参入できるようになった。9日付聯合報が報じた。

 馬総統は、GPA締約国・地域の政府調達案の総額は9,600億米ドルに上っているとした上で、台湾企業の商機拡大を後押しする意向を示した。GPA加盟は、数十億米ドル規模で推進される「愛台12建設プロジェクト」などに外国資本を導入する上でも有利になる。

 経済部国際貿易局の蒋士煌副局長は、「台湾企業が外国政府の調達市場に参入することは容易でなく、まずは外国の落札業者の下請け受注を目指したい」とコメントした。