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台中清泉崗空港、国際ターミナルビル設置へ


ニュース 運輸 作成日:2009年6月9日_記事番号:T00015824

台中清泉崗空港、国際ターミナルビル設置へ

 
 交通部民用航空局(民航局)は、台中清泉崗空港(中部国際空港)がここ数年、香港、ベトナム行きチャーター便で旅客数を急速に伸ばしており、今年はさらに中台直航便が増便となることから、同空港に39億台湾元(約116億円)を投じ、年間延べ135万人が利用可能な国際ターミナルビル(総面積2万平方メートル)を設置することを決めた。9日付中国時報が報じた。

 民航局の范孝倫組長によると、台中清泉崗空港はこれまで、台中~台北線の運航停止もあって年間旅客数が延べ60万人余りにとどまっていた。しかしここ数年、国際チャーター便の利用者数が安定成長を遂げており、施設の改善が急務となっているという。

 またターミナルビル設置のほか、現在空軍と共用している滑走路の改善も予定しており、経済部と国防部から拡張に必要な土地、計15.37ヘクタールの提供を受けることになる。

 范組長は11年までにターミナルビルを完成させ、将来同空港の年間旅客数が100万人を突破した時点で、2本目の滑走路建設計画をスタートさせるとしている。