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中国建設銀、台湾での同業合併を否定


ニュース 金融 作成日:2009年6月9日_記事番号:T00015827

中国建設銀、台湾での同業合併を否定


 中国建設銀行の郭樹清董事長は8日までに、中台関係が改善すれば、台湾に支店を開設したいと述べた一方、同業合併の可能性については、「市場が飽和状態で、買収は考えていない」と慎重な姿勢を示した。9日付経済日報がロイター通信を引用して伝えた。

 郭董事長は「建設銀は今後3年で海外に10支店を開設する計画だが、経営の重点は中国大陸だ。もし海外で(同業の)買収を進めるとしても、新興市場の小規模銀行が対象となる。台湾の銀行市場は銀行数が多すぎ、いかなる買収も考えるつもりはない」と述べた。

 建設銀は今月2日にロンドンに欧州地域で初となる全額出資の現地法人を設立したことに続き、5日にはニューヨークの駐在員事務所を支店に昇格させた。