ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

クレボが中国IT販売拠点拡大へ、中国工商銀から150億元融資


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年6月9日_記事番号:T00015831

クレボが中国IT販売拠点拡大へ、中国工商銀から150億元融資


 中国でIT(情報技術)製品量販店「百脳匯(Buynow)」を展開する藍天電脳(クレボ)は8日、中国工商銀行(ICBC)と戦略提携を結んだ。中国工商銀は今後3年間でクレボに対し、150億台湾元(約450億円)以上の融資を行う。クレボはこの資金を基に、百脳匯の拠点を今年は20カ所、来年は26カ所まで増やし、中国IT量販店最大手の地位を維持したい考えだ。9日付工商時報が報じた。

 クレボの呉麦財務長によると、百脳匯は自社で用地を購入して売り場施設を建設する経営モデルのため、拠点設置に巨額の資金が必要で、展開スピードが遅くなりがちだった。今回、中国工商銀からの融資を確保したことで、今後はよりスピーディーに店舗を増やすことが可能になる見通しだという。

 百脳匯は昨年29億元を売り上げ、5億元の利益を計上した。呉財務長は、百脳匯のテナント料は毎年1回値上げを行っており、さらに拠点を拡大することから、百脳匯は今年、売上高40億元を目指すとしている。