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頂新集団、子会社の台湾Uターン上場も視野に


ニュース 食品 作成日:2009年6月9日_記事番号:T00015837

頂新集団、子会社の台湾Uターン上場も視野に


 味全食品工業の魏応充董事長は8日、同社が属する台湾系の中国食品大手、頂新国際集団が子会社の台湾へのUターン上場を視野に入れていることを明らかにした。9日付工商時報が伝えた。

 魏董事長は「台湾の上場環境が国際市場並みとなれば、傘下の企業グループをUターン上場させる可能性も排除しない」と述べた。その上で、中国でファストフード店をチェーン展開する頂巧控股(ケイマン諸島登記)などが候補になるとの認識を示した。頂巧控股傘下のフライドチキン店ディコス(徳克士)を上場させる選択肢もある。

 台湾系の中国食品メーカーでは香港上場の中国旺旺控股が台湾預託証券(TDR)を発行しており、証券業界では旺旺の例にならい、頂新が香港上場の康師傅控股のTDRを台湾に上場させる可能性もあるとみている。