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エイサーとASUS、スマートフォンで対決


ニュース 電子 作成日:2009年6月9日_記事番号:T00015842

エイサーとASUS、スマートフォンで対決

 
 パソコン市場で激しいシェア争いを繰り広げてきた宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)は今年、ともにスマートフォンを投入する。両社はスマートフォン市場でも対決し、2010年が勝負の分かれ目となると携帯電話業者は予想している。9日付電子時報が報じた。

 2007年9月にスマートフォンおよびPDA(携帯情報端末)の倚天資訊を買収したエイサーは今年スマートフォン市場に正式参入し、300米ドルの入門機種から650米ドルのハイエンド機種までフルラインナップ9機種をそろえる予定だ。11月にはグーグルのモバイルプラットフォーム「アンドロイド」搭載機種も投入する計画。

 一方、宏達国際電子(HTC)に次ぐ台湾スマートフォンメーカーと位置付けられているASUSは、GPS世界最大手、ガーミンとの戦略提携で意見の擦り合わせが難航しているとの観測が出ている。「Garmin-ASUS」ブランドの携帯電話は今年、G60、M20、M50のわずか3機種しか発売できない見通しだ。アンドロイド搭載機種の発売は年末から来年初頭にずれ込み、他社に市場シェアを奪われる恐れも浮上している。