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作成日：2009年6月9日_記事番号：T00015844
リナックス採用機種のシェア、当面は「５％以下」＝ＩＣ
市場調査機関ＩＤＣのボブ・オドネル副社長は８日までに工商時報のインタビューに応じ、パソコンメーカー各社が米グーグルのモバイルプラットフォーム「アンドロイド」搭載の低価格ノートパソコン（ネットブック）を一斉に発売することについて、アンドロイドを含めＯＳ（基本ソフト）にLinux（リナックス）採用した機種の市場シェアは５％以内にとどまるとの慎重な見方を示した。９日付工商時報が伝えた。
オドネル副社長はその理由について、「過去の経験からみて、消費者は既に慣れ親しみ、応用ソフトウエアが豊富に存在するＯＳを好むものだ。一般のＰＣと相違点が大きいアンドロイドをノートＰＣに採用する場合、大きな試練に直面する」と述べた。
ただ、オドネス副社長はネットブック自体は好感しており、今年の出荷台数予測を2,640万台に引き上げた。
