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作成日：2009年6月9日_記事番号：T00015846
ＴＳＭＣ、過去２週間で100億元投資
台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が好調な受注を背景に、５月末からの２週間で100億台湾元（約300億円）を超える設備投資を行ったことが分かった。年初来の累計投資額は７億米ドルに達し、うち設備投資などへの支出が約40％を占めた。設備メーカーは「ＴＳＭＣ特需」に沸いている。９日付工商時報が伝えた。
半導体設備メーカーは最近、軒並みＴＳＭＣから発注を受けており、いずれも８月までに設置作業を終えるように求められているという。
ＴＳＭＣは３月初めに受注が回復し始めたため、４月中旬に設備投資を再開した。背景には大口顧客が65～55ナノメートル製造プロセスを採用した製品の発注を増やしており、最先端の製造プロセスによる生産能力が著しく不足していることが挙げられる。
