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1〜5月税収、年減少幅が過去最大【表】


ニュース その他分野 作成日:2009年6月10日_記事番号:T00015854

1〜5月税収、年減少幅が過去最大【表】

 
 財政部統計処の8日発表によると、今年1~5月の実質税収額は5,296億台湾元(約1兆5,730億円)となり、同期としては2003年以来最低となった。前年比では1,256億元、19.2%の減少で、減少額、減少幅ともに過去最大となった。消費券の発給効果や輸出の回復は、税収の上では全く表れておらず、好転には3年かかる見通しだ。10日付経済日報が報じた。
 
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 今年通年の税収目標は1兆7,400億元となっているが1~5月の実質税収額は目標の29.7%にしか達しておらず、同期の税収達成率としては過去最低となっている。

 李述徳財政部長は先ごろ「今年は通年の財政赤字が1,500億元に上る」との見通しを示しており、政府は予算の見直しを迫られることになりそうだ。

 財政部発表によると、5月の税収額は1,929億元で、前年同期比554億元(22.3%)減となった。税種別では所得税が前年同月比279億元減と減少額が最大で、これに営業税の104億元減が続いた。