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作成日:2009年6月10日_記事番号:T00015855
台湾の消費者信頼感指数、半年前より改善
マスターカード・インターナショナルがアジア・アフリカ・中東の21市場を対象に調査を行い、9日発表した最新の消費者信頼感指数によると、台湾は株価上昇への期待などによって半年前の32.1ポイントから39.4ポイントに上昇し、全体ではインドネシア(38.5ポイントから49.2ポイントに上昇)に次ぐ上昇幅となった。10日付中国時報などが伝えた。
この調査は、▽株式市場▽就業▽経済▽日常所得▽生活――の5項目の指標について消費者に今後半年間の見通しを聞いたもので、最も悲観的が0ポイント、最も楽観的は100ポイント、中立は50ポイントで示される。
今回、インドネシアと台湾のほか、指数が全体で2番目に高いインド(63.9ポイントから68.0ポイント)と日本(17.2ポイントから21.5ポイント)の4市場で指数が半年前より上昇した。
台湾は5つの指標のうち、株式市場(35.8ポイントから54.5ポイント)と就業(25.0ポイントから38.5ポイント)、経済(32.1ポイントから47.8ポイント)の3指標で改善がみられた。一方、日常所得(31.7ポイントから22.2ポイント)と生活の質(35.8ポイントから34.0ポイント)では下落した。