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大口エネルギー顧客、設備拡張に認可制


ニュース 公益 作成日:2009年6月10日_記事番号:T00015860

大口エネルギー顧客、設備拡張に認可制

 
 立法院は9日、エネルギー管理法一部改正案を可決した。改正法は電子、鉄鋼、石油化学などの産業分野で大量のエネルギーを消費する設備の新設、拡張を行う場合には、経済部に対しエネルギー使用説明書を提出し、稼働前に認可を受けることを義務付けている。10日付経済日報が伝えた。

 改正法はエネルギーを大量消費する指定顧客の照明、空調、動力、電熱設備、冷凍・冷蔵設備などを対象にエネルギー効率基準を定め、それを満たさない場合には期限付きで改善を行うか、設備を更新するように命令する。命令に従わない場合には、2万~10万台湾元(約6万~30万円)の罰金を科し、違反を繰り返せば罰金額も違反回数に比例して増える。

 また大口エネルギー顧客には、必要資格を取得したエネルギー管理者の配置が義務付けられる。

 改正法はさらに、冷蔵庫、エアコン、洗濯機、自動車などにエネルギー消費量の表示を義務付けており、表示がなければ輸入や販売が禁止される。