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中華航空機、不具合で桃園空港に引き返す


ニュース 運輸 作成日:2009年6月12日_記事番号:T00015918

中華航空機、不具合で桃園空港に引き返す

 
 中華航空(チャイナエアライン)は11日、午前7時45分桃園国際空港発のソウル行きCI160便で、機体のエアバスA330が離陸後間もなく左側の高揚力装置(フラップ)を正常に収納できなくなったとして、桃園空港に引き返した。機体は午前8時43分に着陸、乗員・乗客計157人は全員けがなどはなかった。12日付蘋果日報が報じた。

 フラップは主翼後方に設置されているシステムで、機体の上昇および下降を補助する役割を果たす。行政院飛航安全委員会の楊宏智執行長は、「重要なシステムのため、制御不能となれば重大な事故につながりかねない」とし、機長の判断は的確だったと述べた。

 乗り合わせた乗客は、スケジュールの都合で他の便に乗り換えた13人除き、中華航空が手配した別の航空機で午前10時15分に出発、韓国時間午後1時26分、予定より2時間余り遅れてソウルに到着した。中華航空は、トラブルは機体の故障による不可抗力だとして特に補償は行わない方針だ。