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作成日：2009年6月12日_記事番号：T00015920
米ＡＩＧ、南山人寿売却で富邦金控と接触
米保険大手、ＡＩＧのレイノルズ副会長は11日、台湾生命保険子会社の南山人寿保険の売却を進めるため台湾を訪れ、売却先候補との接触を開始した。消息筋によると、同日、早速富邦金融控股の蔡明忠董事長らと会合を持ったもようだが、富邦金控側はコメントを避けている。このほか、国泰金融控股や潤泰集団（RUENTEX）とも接触する可能性が指摘されている。12日付経済日報が伝えた。
レイノルズ副会長は売却の仲介役を務める投資銀行モルガン・スタンレーの手配で台湾の売却先候補と接触しているとされるが、金額など具体的条件に関する交渉には至っていないもようだ。
金融業界関係者によると、ＡＩＧは南山人寿を18億～20億米ドルで売却したい意向とされる。
