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自動車・二輪車
作成日:2009年6月12日_記事番号:T00015924
6月上旬の新車登録台数、前年比52%増
交通部数拠所の統計によると、6月の上旬10日までの新車登録台数は5,637台で前年同期比52.5%増と大幅な伸びをみせた。端午節の4連休で5月末の納車が6月にずれ込んだことと、ディーラーが夏の販促キャンペーンを開始したことが要因とみられる。また同期間は受注も前月比で60%増加しており、6月単月では市場全体の販売台数が2万台以上、今年に入って初めての前年比プラス成長も期待されている。12日付工商時報が伝えた。
また、域内の大手8社の資料では10日までの受注が前月比70%増となる8,000台に達した。
夏の販促期に入り各社は例年通り、それぞれ1,000万~4,000万台湾元(約3,000万~1億2,000万円)を投じて、ディーラーに対する目標達成奨励金などの補助支給や、ゼロ金利キャンペーンを行っている。台湾ホンダは輸入部品の関税が半減したことを受け、5,000~1万元の価格引き下げも行っている。
トヨタ自動車の台湾総代理、和泰汽車の楊湘泉経理によると、同社は6月上旬の受注が4,000台に上り、市場全体の単月販売予測を2万台から2万2,000台に上方修正した。裕隆日産汽車も同予測を2万台に、台湾ホンダも2万2,000台に上方修正した。