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遠伝の電子ブックリーダー、振曜が受託生産か


ニュース 家電 作成日:2009年6月12日_記事番号:T00015928

遠伝の電子ブックリーダー、振曜が受託生産か

 
 市場筋によると、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)は、書籍データをダウンロードして読む電子ブックリーダーを今月中にも発売する方針で、振曜科技(ネトロニクス)が受託生産を行うもようだ。12日付経済日報が伝えた。

 振曜科技の呂俊徳董事長は、「電子ブックリーダーでは欧米、台湾の業者と協力関係にあるが、相手先の社名は明らかにできない」と述べた。

 遠伝電信は自社の携帯電話顧客の契約とリンクさせる形で、電子書籍の販売を進める意向とされる。

 遠伝電信は既に「遠伝行動網」で学習書、小説、漫画などのコンテンツを配信しており、昨年7月に開設した「遠伝e漫画館」は既に利用者が2万人を超え、会員数は毎月5%のペースで増えている。今年3月に開設した「遠伝小説館」では小説2,000作の配信を行っている。

 同社の電子ブックリーダー事業はその延長線上にあり、当初は無線LANを通じたダウンロードで配信を行い、将来的に3Gネットワークでの配信も視野に入れる。