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作成日：2009年6月12日_記事番号：T00015930
台湾ＬＧ、ソニーに対抗し値下げ
韓国ＬＧ電子の台湾子会社、台湾楽金電器（台湾ＬＧ電子）は11日、液晶テレビ市場で台湾ソニーに対抗し、韓国直輸入の大画面テレビを格安で投入すると発表した。ＬＧ電子は今年、台湾市場で液晶テレビ15万台の販売を目指す。12日付工商時報が伝えた。
ＬＧ電子が発売したのは、42インチと55インチのフルハイビジョン、240Hz仕様の液晶テレビで、第３四半期にはＬＥＤバックライト方式の製品も投入する。
これに先立ち、ソニーは先週、台湾市場で70％のシェアを達成するため、46インチ、52インチのフルハイビジョン、240Hz仕様液晶テレビを６万9,900～11万9,000台湾元（約20万8,000～35万4,000円）で発売すると発表した。
これに対し、ＬＧ電子はソニーの新製品が店頭に並ぶのが来月になることに目をつけ、自社の大画面テレビを12日から店頭発売した。価格は42インチで５万2,900元、55インチで10万9,000元とソニーより割安に設定した。ＬＧ電子の台湾市場における昨年のシェアは３位（９％）だったが、今年は17％まで上積みを狙う。
