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受動部品メーカー、Q3は1割以上の増収へ


ニュース 電子 作成日:2009年6月12日_記事番号:T00015931

受動部品メーカー、Q3は1割以上の増収へ

 
 受動部品大手の国巨電子(ヤゲオ)や華新科技(ウォルシン・テクノロジー)などでは、オフシーズンの影響で5月売上高が前月比で約1割減少した。6月も顧客メーカーで在庫消化が続き、業績は横ばいになる見込みだが、証券会社は、5月の売上減少幅は予想より小さく、各メーカーでは7月まで受注見通しが立っており、第3四半期は10~15%の増収が可能とみている。12日付蘋果日報が伝えた。

 ヤゲオの5月連結売上高は、前月比10.7%減の14億100万台湾元(約41億7,000万円)。華新科技の5月売上高は25億8,130万元で前月比10.9%減だった。両社とも減少幅は予想の範囲内だとしている。第3四半期の見通しについては多くの業者が、「受注見通しは既に大きく好転している」と楽観的な見方を示している。

 また、通信機器に欠かせない受動部品である、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の供給不足が3月から続いており、特に日本から台湾への発注が増えているため、台湾メーカーでは労働力を増強して対応しているもようだ。