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作成日：2009年6月12日_記事番号：T00015939
南亜科技、年末に50ナノプロセス導入へ
台塑集団（台湾プラスチックグループ）傘下の南亜塑膠工業（南亜プラスチック）、呉欽仁董事長は11日、同社が出資するＤＲＡＭ大手の南亜科技について、「今年黒字に転じる可能性は高くないが、年末に50ナノメートル製造プロセスを導入する予定で、これにより生産コストを大幅に低減でき、利益向上に貢献する」と表明した。12日付経済日報が報じた。
南亜科技の業績について呉董事長は、「ＤＲＡＭ価格の上昇に伴い、損失状況に改善が見られる」と説明した。
第３四半期の景気については「依然見通しは悪い」としながらも、「昨年第４四半期に比べればとても良くなった。南亜プラ傘下のプラスチックメーカーやプリント基板ＰＣＢ企業では減産を行っているところはない」と回復への手応えを語った。
