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作成日：2009年6月15日_記事番号：T00015948
裕民航運、ＶＬＣＣ石油タンカーを購入
ばら積み運輸台湾最大手の裕民航運は12日、子会社のOverseas Shipping Private Limited（ＯＳＰＬ）を通じ、8,000万米ドルを投じて石油タンカー「星光勇士輪」を購入し、さらに同タンカーを日本の海運業者に３年間１日当たり３万米ドル余りでリースする契約を結んだ。13日付経済日報が伝えた。
「星光勇士輪」は31万7,970重量トンのＶＬＣＣ級石油タンカーで、全長333メートル、幅60メートルだ。船齢は５年で韓国・現代造船製、ＯＳＰＬと香港のKriss Investmentsが合弁で設立した企業が所有していた。ＯＳＰＬは最近この企業から同タンカーを購入し、７月中旬には船舶の引渡しが完了する。
裕民の徐旭東董事長は、年間10～20％の船舶を買い替えながら、船隊の拡大に努めると表明した。同社の保有船舶は2010年までに35隻（365重量トン）に達する見通しだ。また今年は原油価格が上昇する中、特に中国やインドなどで、原材料およびエネルギー運搬の需要が大幅に成長すると見込んでいる。
