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港湾用地の借地料、大幅引き下げへ


ニュース 運輸 作成日:2009年6月15日_記事番号:T00015949

港湾用地の借地料、大幅引き下げへ

 
 交通部はこのほど、海運会社の撤退を防ぐため、港湾用地の借地料を1年間限定で基準価額の5%から3%へと大幅に引き下げる方針を固めた。海運会社は年間2億台湾元(約6億円)程度のコスト削減が可能となる見通しだ。13日付経済日報が伝えた。

 対象となるのは、措置の認可期日から1年間で、年初にはさかのぼらない。背景には金融危機で貨物取扱量が減少する中、韓国の釜山港をはじめライバル港湾が相次いで優遇策を打ち出していることがある。

 高雄港では今年9月、東方海外(OOCL)、長栄海運(エバーグリーン・マリン)の港湾用地賃貸契約が更新時期を迎える。高雄港務局は、借地料の値下げが決まれば、契約更新にプラスになると期待している。