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IC設計の海徳威、太陽電池も強化


ニュース 電子 作成日:2009年6月15日_記事番号:T00015958

IC設計の海徳威、太陽電池も強化

 
 海徳威電子工業(Higher Way)は、主力のコンシューマ向け電子製品用IC設計のほか、この2年手掛けてきた太陽電池分野で昨年末から街灯などの少量出荷を開始し、さらに集光追尾型ソーラー発電システムにガリウムヒ素(GaAs)発電チップを用いて集光レンズを通じた発電効率を向上させるなど、業務の多角化を図っている。15日付経済日報が報じた。

 海徳威はこのほど、台中市精密機械科技創新園区に6億台湾元(約18億円)を投じ、営業本部と工場を設置した。台中工業区の工場をすべて移転すれば、生産能力は倍増する見通しだ。

 また、台湾のスポーツ器材やエコ発電機の製造大手と提携して、7月にはこれらの製品向けに出荷を開始する計画だ。コンシューマ製品では、インドの自動車大手、タタ・モーターズ向けのMP3プレーヤーや中国市場向け製品の受注が増えており、第2四半期は前期比で17%成長する見通しだ。