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台湾煙酒、JTと戦略提携を模索か


ニュース 食品 作成日:2009年6月15日_記事番号:T00015959

台湾煙酒、JTと戦略提携を模索か

 
 15日付工商時報が権威筋の話として伝えたところによると、たばこ・酒を生産販売する政府系企業、台湾煙酒(TTL)の韋伯韜董事長が、昨年10月に立法院で予算案が凍結された民営化計画を再開させるため、与党および政府幹部を訪問して凍結解除の協力を仰いでいるほか、戦略提携パートナーを積極的に模索しているという。中でも、日本たばこ産業(JT)と盛んに接触しており、提携の可能性が最も高いとの観測も出ている。

 台湾煙酒の幹部によると、同社内部では10月末までに上場し、株式を放出する計画となっているという。なお、昨年下半期時点の計画では、民営化後の出資比率は、財政部が49%、提携パートナーが27%になるとされていた。

 消息筋によると、台湾煙酒は将来、たばこ事業をJTと共同経営、またはJTに売却することも含め検討しているようだ。