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台勝科、8インチラインがフル稼働


ニュース 電子 作成日:2009年6月15日_記事番号:T00015964

台勝科、8インチラインがフル稼働

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のシリコンウエハーメーカー、台塑台湾勝高科技(フォルモサ・サムコ・テクノロジー)の幹部は12日、半導体用8インチウエハーの生産ラインが既にフル稼働になっており、12インチも稼働率が8割以上に上っていることを明らかにした。13日付経済日報が報じた。

 同社によると、現在は8インチシリコンウエハーが、ドライバICなどの需要の高まりによって最も引き合いが強く、12インチもDRAMメーカーの無給休暇短縮に応じて需要が高まっている。現在のシリコンウエハーの月産能力は、8インチが32万枚、12インチが最大で16万枚。

 同社は12日の株主総会で2008年の業績を発表した。売上高は79億5,000万台湾元(約238億円)で、純利益は18億7,200万元。今年第1四半期は半導体景気の急激な冷え込みにより、3億9,300万元の純損失を計上した。