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LEDテレビパネルの需要急増、シェア拡大の焦点に【図】【表】


ニュース 電子 作成日:2009年6月15日_記事番号:T00015969

LEDテレビパネルの需要急増、シェア拡大の焦点に【図】【表】

 
 発光ダイオード(LED)バックライトモジュール搭載の液晶テレビ向けパネルは、今年はTVパネル全体の3%を占めるに過ぎないが、来年は10%まで急増する見通しだ。市場調査会社、ディスプレイサーチは、不足が予想されるLED確保がパネルメーカーのシェア拡大の鍵となり、来年には業界再編が起こる可能性もあると指摘した。15日付工商時報などが報じた。
 
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 ディスプレイサーチによると、LED搭載TVパネル市場での今年の大手各社のシェアは、▽サムスン電子、59.8%▽シャープ、27.9%▽LGディスプレイ(LGD)、9.2%▽友達光電(AUO)、2.3%▽奇美電子(CMO)、0.8%──で、台湾大手2社のシェアは合計しても3.1%に過ぎない。
 
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 LED搭載TVパネル1枚に必要なLEDは、直下式バックライトモジュールで200~500個前後だが、薄型化を目的とした側面発光式バックライトモジュールへの移行で1枚に必要なLEDは400~1,000個に倍増するため、LED需要は今後さらに高まる見通しだ。