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福祉集積地「広慈博愛園区」、14年開業に向け整備【表】


ニュース 建設 作成日:2009年6月16日_記事番号:T00015985

福祉集積地「広慈博愛園区」、14年開業に向け整備【表】

 
 台北市政府は15日、信義区の福徳街と大道路の交差点付近に社会福祉施設の集積地として「広慈博愛園区」をBOT(建設・運営・譲渡)方式で整備する契約を、事業会社の柏徳開発と結んだ。完成は2014年を見込む。16日付経済日報が伝えた。
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 事業会社への出資比率は樺福集団40%、茂徳建設30%、凱撒大飯店(シーザーパーク・ホテル)22%、有富国際集団8%となっている。投資額は91億台湾元(約270億円)で、社会福祉事業を中核とするBOT事業は台湾で初めてとなる。用地は6.5ヘクタールで、約半分が社会福祉施設となる。社会福祉施設には33億元が投資される。残る用地は公園緑地と商業用地となるが、商業用地の用途はホテル、オフィスビル、住宅などが想定されている。ホテルは凱撒大飯店が運営する予定だ。

 筆頭株主の樺福集団は、同園区が都市交通システム(MRT)の板南線や信義線(建設中)に近く、潜在価値は高いとして、将来的に10%の投資収益を見込んでいる。