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高強光電、ミラソルディスプレイ工場が稼動 【表】


ニュース 電子 作成日:2009年6月16日_記事番号:T00015997

高強光電、ミラソルディスプレイ工場が稼動 【表】

 
 高強光電(SOLLINK)は15日、干渉変調(IMOD)技術使用のディスプレイ、「mirasol(ミラソル)」の第4.5世代新工場の操業を開始した。当初は屋外でも見やすく省エネルギーという特性を生かし、携帯電話やデジタルカメラなどの携帯端末向け1.43、2.6、3.7、5.7インチの中小型カラーパネルを生産する。16日付経済日報が伝えた。
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 高強光電の周才強営運長(COO)は、省エネ志向の趨勢にマッチしているミラソルは現在主流のTFT液晶パネルのライバルになると指摘し、今後は大型製品も開発していく方針だと述べた。

 新工場4.5世代生産ラインの月産能力は現時点で4,000枚と少ないが、まず歩留まり率の向上と顧客の開拓を進めていく考えだ。ただ来年には第2ラインの設置する計画で、その後TFTパネルメーカーとの戦略提携も検討しているという。

 高強光電は、鴻海集団傘下の正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)と携帯電話用チップの米クアルコム社の子会社のクアルコムMEMSテクノロジーズ(QMT)との提携で昨年6月に設立された。