次世代高速無線通信規格WiMAXの事業免許を持つ威達超舜電信多媒体（ビー・テレコム・マルチメディア）は16日、米通信大手クリアワイヤと国際ローミングなどを可能にする技術面での提携契約を締結した。今年末には台中県市でデジタルテレビと固定電話、ブロードバンドインターネット、WiMAXの４点を統合したサービスを打ち出す計画だ。17日付中国時報が報じた。
威達超舜は離島を含む台中以南のWiMAX事業免許を獲得、初期段階ではモトローラとの提携で台中県市に300基の基地局を設置する。頼富源董事長は、第２段階として、彰化県、南投県、雲林県、嘉義県、台南県市、金門県への基地局設置を計画していることを明らかにした。
